2010年8月24日火曜日

ラバチェック

ハワイ島といえばキラウエア火山。
私たちが前回移り住んだ2007年から、20年ぶりくらいに活動を再開し、以来ずーっとダラダラとラバ(溶岩)が流れ続けている。
そのラバの流れが、カラパナに住む友人のジョーたちの家にだいぶ近づいてきたときいて、いよいよちょっとチェックしに行ってみた。
カラパナに向かうハイウェイから、海水がラバの熱で蒸発した蒸気がモクモクと見えるのは今まで通り。だけど、遠目に見ても、前はもっと右手だったのがかなり人の住むエリアの近くになってきている。ムムム。


ちなみに、このカラパナは80年代の噴火とそのとき流れ出たラバで覆い尽くされてます。ジョーたちが住むのは、この冷えたラバのうえ。
この上に彼らと同じように住もうという案が出たこともあったけど、つくづくそうしなくてよかった・・・・。
でも、溶岩が何もかも焼いて覆った土地は、なーんにもなくてとにかく空がデカくてきれい!

で、夜になるとさきほどのモクモクに、ラバの熱が映ってこんなふうに赤く見えてます。 先日いった、キラウエア火山の噴火口も、ふだんは煙がモクモクしてて、夜になると中の溶岩の熱で同じように赤く見えるらしく、それも見てみたい。
それにしても、こうしてラバが流れ続けることで、ハワイ島の面積はどんどん大きくなってってるんだけど、それまであった数々のビーチがあっさりなくなってしまっていくのは何とももったいない。
でも、これこそが地球の営みであって、新しくラバでできた部分がいつか時をへて、またビーチになるんだろうなあ。そのときに人間がいるかいないかは、まったくもって地球には関心のないことだろうしねえ。
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